「当事業所ならでは」の研修プログラム

1.当事者目線のカリキュラム
~利用者の衣・食・住・外出の場面をイメージして
①疑似体験を取入れる
・シニアシミュレーション(インスタントシニア)を行う。

・「おむつ内排泄体験 」↓
1. 就寝前におむつを着けて 、そのまま朝まで過ごす
2. 寝たままの状 態で 、おむつ内に排 泄する
3. 排泄後は 、濡れたままの状態で食 事をする
4. 排泄後 、30分 間 はおむつを着けたまま行動 する
5. 上記 まで終了後、臀部は 清拭のみ行う


②密なコミュニケーションのために
利用者の主体性と尊厳を大切にしながら、随時利用者と円滑なコミュニケーションを
保たなければいけません。利用者によっては、その方の障害によって簡単にはいかない場合
があります。あくまでも、利用者の意思を汲み取ることが目的なので早合点は禁物であり、
少々、余分に時間がかかっても、各々の利用者の特性に合わせて、いろいろな方法や手段を
取り入れた創意工夫が必要となります。(文字盤、絵カード、意思伝達装置など)
参考サイト「失語症・構音障害の原因と症状、コミュニケーションのポイント」↓
 https://kaigo.homes.co.jp/manual/healthcare/sick/Cerebrovascular/aphasia/

③重度訪問介護に求められるスタンス

wam.netサイトより

『重度訪問介護』の特徴をあげれば、
1.障害が重いことによって介護ニーズが高いので利用者の『手足』となってサービス提供を行う。
2.一回のサービス提供時間が長く、外出の付き添いや宿泊を伴う介護も必要な人がいる。
3.さらに、医療的ケアを必要とする人もいて、命をつなぐために24時間365日の介護が必要な人もおります。
以上のことからわかるように重度訪問介護の仕事に携わるスタッフは、とても責任の重い仕事を担うと同時に大変やりがいも感じれると言えます。
いろいろな意味で不自由さを感じている利用者のかたわらに寄り添い、少しでも不自由を取り払えるように本人にとって安心できる環境を整えることが何よりも大切です。

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